私の多汗症&ワキガストーリー

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私の多汗症&ワキガストーリー」の目次です

もしかして、病気? 

私は昔から引っ込み思案で、人前に出るといつも緊張してまともに話をすることができませんでした。

授業で先生に指され答えるだけでもシドロモドロになるくらいだったのに、学芸会などの大勢の人の前で発表するとなったらもう大変。

緊張から体調不良になり本番直前にお腹の調子が悪くなったり、冷や汗というのか、変な汗が次から次へと湧き出てくるような感じでした。

汗の量が気になり始めたのが、小学校6年生の時

緊張で胃腸の調子が悪くなるというのはよく聞く話なのですが、私の身体で特に「異常じゃない?」と周囲が思ったのは「手にかく汗の量がハンパじゃない」という症状だったのです。

普通少し手がベトベトするくらいの量なのですが、私の場合、大粒の汗が手の平全体に広がっているのです。
その汗を拭けば拭くほど湧き出て、それが恥ずかしいと思えば思うほど、止まらない状態でした。

そんな異常な状態を母が心配し、ある日母は「病院に行こうか」と言いました。

「汗くらいで病院に行く人なんていないから行きたくない!!」と私は答えましたが、本当は「自分は変な病気じゃないのか・・・」という心配がいつも心の中にあったのです。

私の汗拭きタオルはいつも特大!

今考えると多汗の症状は、小学校から出ていたんだな~と思うのですが、当時は「多汗症」というのはあまり聞きなれない症状。

新陳代謝の活発の時期も重なっていたので、その症状は「成長期特有なもの」だという頭が私にも、家族にありました。

汗をかきやすい夏が私はともてキライでした。
しかしその反面、タオルを常時持っていても不思議がられない、そして、授業で水泳の時間が多く取れる時期でもある「夏」には私はよく助けられていたものでした。

私の場合タオルが必需品であり、オールシーズン手放すことができずにいたため、常に汗を拭いている私の行動も、夏ばかりは不思議がられることもなかったからです。

小さいサイズのものを持っているとすぐに使い物にならなくなるので、少し大きめのものを持っていましたが、その時期は誰だって汗をかくのでいちいちサイズを気にするような人もいませんでした。

また、その年頃というのは水着姿に抵抗を感じる頃だと思うのですが、水泳は身体を濡らしていられるので、汗を水滴でごまかすことができていられるのも、私にとってはラッキーなことでした(笑)

時に「○○ちゃんって、何でいつもそんな大きなタオルを持ってるの?」という質問をされることがありましたが、「このサイズのタオルしかないから」なんて、よくわからない答え方をしていたことを覚えています。(お母さんゴメン!)

「家の人に頼んで、もう少し小さいサイズのものを買ってもらえばいいのに」と友達は不思議がっていましたが、きっと心の中では「不憫な子だ」って思われていたかもしれませんね。(またまたお母さんゴメン!!)

病院での検査

私が手の平の異常な汗をすごく気にしていることに気が付いていた母は、中学校2年生のときに病院に連れて行こうとしました。

相変わらず、汗くらいで病院に行く人なんていない!とダダをこねる私をムシして、強制的に病院に連れて行ったのでした。

私が受診したのは「外科」です。
母は受診する科はどこにすればいいのかわからなかったようで、すごく悩んだそうですが、とりあえず近所の外科医院に行って見てもらい、そこで適切な指導を受けようと思ったと後に聞きました。

私が病院で行った検査は、温熱発汗試験、薬物発汗誘発試験、定量的軸索反射性発汗試験というものでした。これらは、どれくらい発汗するかを見るという検査で、発汗の程度を見ていろんな診断をしていくという形を取られるものでした。

その検査の結果、私はそれまで聞いたことのない病名を聞いたのです。
それが「多汗症」でした。

私の場合、温度が上がった時に多汗の症状が出るわけではないので、「精神性多汗症」と診断されたのですが、多汗症というのは「病気」ではなく「体質」なので、根気的な治療が必要だと医者に説明されたのです。

病気ではないと言う言葉に私は安心したものの、「根気的」という言葉を聞いて落胆しました。

だって、それだけ長い時間をかけて治療しなければ治らないというわけだし、ましてや体質というなら尚更じゃないですか(涙)

精神性多汗症というのは、精神的な問題なので治療法は「内服薬&心理療法」が選ばれました。

ワキガ疑い?!

多汗症という診断を受けてから、私は2週に1度の割合で病院に通いカウンセリングを受け、内服薬を処方してもらいました。

心療内科の先生は、私に「汗をかいてもムリに汗を止めないようにすること。そして、汗が出ることを気にしないこと。誰でも汗はかくし、ちっともおかしくないことだから悩む必要はない」と診察の度に言いつづけてくれました。

そう、それは私にとっておまじないのような言葉であり、緊張して手の平から汗が吹き出ても、このおまじないの言葉を自分の頭の中で何度も繰り返しつぶやきました。

多汗症の治療を始めて、1年後の高校1年生になったばかりの頃。私は二度と立ち直れないと思わせるような言葉を同級生の男の子から言われたのです。

それは、「お前ワキガくせ~!!」という言葉でした。

たまに「何か臭いかも・・・」というのは、正直私自身も気づいてはいましたが、自分がワキガなんて思ってもおらず(というか、認めたくなかったのかもしれない)、臭ってもワキシューをすればいいという考えがどこかにあったので、その言葉を言われるまでは、時々臭うワキの臭いなんて気にしないようにしていたのです。

もちろん、それまでも周囲の友達にも何も言われたことがありませんでした。

しかし、その男の子の一言でそれまでの周囲の態度も変わっていったのでした

「そういわれてみれば、そうだよね・・・」なんて言う人たちが増えていったのです。

私にとって効力のあるおまじないの言葉は、もうそれ以降は何の意味もなくなっていったのでした。。。

イジメのゴング開始!カ~ン!!

同級生の「ワキガ臭い!!」という言葉は、私に対するイジメのゴング開始の合図のようなものでした。

男女問わず、ことあるごとに「ワキガ×2」を連発するのです。
それまで仲良かった友達までものが、私を避けるようになっていきました。
ほんと、人間って不思議で弱い生き物ですよね。
的が決まると集中的に攻撃してくるので、ある意味ハチよりも怖い存在かもしれません

私は学校で一人ぼっちになってしまいました。
教室の中や廊下で私が横を通り過ぎるだけで、しかめっ面をしたり、鼻をつまんだり、わざと息を止めたりする人たちも多くいました。
もちろん、暴言を吐く人たちもいて、私はそんな毎日が苦痛で仕方ありませんでした。

学校を休みたくても、家族たちが心配するので休むこともできず、私にとっては地獄のような日々でもありました。

そんな毎日は、私の多汗症の症状さえも悪化させていき、多汗症はヒドクなるは、ワキガでイジメられるはで、「私は何で生きているのだろう・・・」という思いにさいなまれていったのです。

多汗症&ワキガで知った、真の私

イジメは長く続き、そのせいで私は「自分の存在価値」というものがわからなくなっていきました。

もともと引っ込み思案で極度の緊張しいの私だったので、私自身、もしかしたらこのまま登校拒否になっていくのかもしれない・・・とも思っていました。

・・・が、ある日、私に「ワキガが移るからあっちへ行け!!」と暴言を吐く同級生を見ていたら、ある感情が湧きあがってきたのです。

「何でこんな人たちのために、自分が落ち込んでいなきゃいけないのか」・・・と。

心無い人たちの言動で、ただ落ち込むだけの自分自身がアホらしく思えたのでした。

多汗なのは体質だから仕方ないし、ワキガだって好きでなったわけじゃない。
何故こんなにも自分で自分を責めているんだろうか?
自分のことを自分が一番可愛がってあげなくてはいけないんじゃないのだろうか・・・など、多汗症であり、ワキガである自分と向き合おうと決めたら、それまでの後ろ向きの自分自身が変化していったのです。

いつもうつむいていた私は、顔をしっかり上げるようになり、暴言や心無い言動を取ってくる同級生には笑顔でかわすようにしました。

そりゃ最初は辛かったです。
泣きたくなるような気持ちを抑えて無理やり笑顔を作るのは、極度の疲労と苦痛を私に与えました。

しかし、それを続けていくち、同級生たちの反応が変わっていったのでした。

突付けば頭を引っ込めていたイジメられっこの亀が、引き離そうとしても絶対に離れないスッポンに生まれ変わり、もう同級生にとっては「イジメ甲斐のないヤツ」で面白みがない存在になっていたようです。

人間って、イジメても面白くない人間をイジメなくなるって本当なんだな~。。。とその時実感しました(笑)

引っ込み思案でウジウジした人間だと自分でも思っていた私を、多汗症とワキガが本来眠っていた「強い自分」を引き出させてくれたような気がしました。

ノンスリーブが着たい!!

多汗症とワキガに向き合おうと決めてからは、私はとても明るくなりました。
汗をかけば拭けばいい。
ワキがクサイなら、ワキシューをすればいい。
そう思うことで、私は自分自身の心を軽くしていったのです。

もちろん、カウンセリングも内服薬も続けました。
元々多汗の症状の原因は、「精神的なもの」だったので、心を強く持つことで徐々にですが多汗の症状は落ち着いていったのです。

しかし、明るくはなったと言えど、どうしてもできないことがありました。
それは、「オシャレをすることです」

どうして世の中のカワイイ服というのは夏に集中し、しかも、ノンスリーブのものや、薄生地のものが多いのでしょう。

ノンスリーブのものは、ワキが丸開きなのでワキの臭いがすぐに放出されるし、薄生地のものは、汗をかいたらすぐにわかってしまいます。

そのため、私はノンスリーブは着れないし、薄生地の服にはワキパットが絶対にかかせませんでした。

でも、ワキパットなんて10代後半のしかも世の中ではブランド扱いされている女子高生ができるわけもなく、私は汗をかいたことがわかりずらい服装ばかりしていたのです。(もちろん、ワキの臭いが目立たないもの)

でも、やはり私も女の子。オシャレだってしたい!そう強く思っていました。
腕を出し、少し露出をした格好だってしてみたかったんです。

卒業後の進路

高校3年生になって、卒業後の進路を最終的に決めなければいけない時期になったとき、私は担任に職員室に呼ばれました。

私は、高校2年の時も、3年に進級してすぐの進路希望の用紙にも「就職」と書いていたので、担任は最終的な意思を確認したかったようでした。
ほとんどが進学を希望する中で、就職をしている生徒は数人しかいなかったので、何度も何度も「就職でいいのか?」と聞かれたことを今でも覚えています。

就職を希望する理由はたった一つだけでした。
それは、「お金が欲しい」。ただそれだけです。

ある日雑誌を読んでいたとき、多汗症とワキガの手術の紹介が書いてありました。
その記事は私にとって、魅力的な内容ばかりでした

進学して勉強するよりも、私にとって、お金を貯めてワキガの手術をすることが将来の夢となったのです。

初任給。そして念願の手術へ

私は高校在学中に無事に希望の就職先に内定が決まりました。

そして高校卒業後、内定先の会社に正式に入社し、晴れて社会人になることができたのです。

そして、待ちに待った「給料日」。
本来なら、初任給で両親にプレゼントを買ってあげたかったのですが、私はそれを後回しにして、中2の時にお世話になった外科医院に駆け込んだのでした。

先生は歳をとっていましたが、私のことをしっかり覚えていてくれて、来院した理由を優しく聞いてくれたのです。

そして私は先生に「多汗症とワキガの手術をしてください」とお願いしたのでした。

先生は多汗症とワキガの手術について、わかりやすく、そして丁寧に説明してくれました。

「多汗症とワキガの手術はいろいろなリスクを考えると同時にすることは避けた方がいい。君の場合は、手掌多汗症の症状が今はそこまでひどくないようだから、最初にワキガの手術をしよう。そして落ち着いてから多汗症の手術をしようね。大丈夫。今日のランチは何食べようか~なんて考えているうちに終わっちゃうような手術だから心配しなくてもいいからね。」

私に不安を与えないように説明してくれた先生に今でもすごく感謝しています。

私は、最初に「剪除法」というワキガの手術をしました。
この手術は、1時間くらいで終わり、費用も保険がきいたので数万で済ませることができ、痛みも全然ありませんでした。しばらくの間ワキの下を包帯で圧迫していたけど、会社には長袖を着て通勤していたので、ワキガの手術をしたことはバレることもなかったです。

そして半年後、「胸腔鏡下手術」という手掌多汗症に効果がある手術を行いました。

これは手術前日に入院しなければなりませんが、何とかうまい口実を使って休みを取ることができたのでラッキーでしたね(笑)

今の私&あとがき

今の私はワキガも多汗症も治って、7年間できなかったことを思う存分楽しんでいます

ノンスリーブだって着るし、ワキだって上げるし、白や黒の服だって着るし、コンパだって行きまくりです♪

多汗症やワキガということで、すごく悩んだし、嫌な思いもいっぱいしました。

きっとコレを読んでいる人も、毎日苦しんでいるという人もいることでしょう。
でも、これだけは知っておいて欲しいと思います。

それは、多汗症とワキガは、「永遠に治らない」ものではないのです。

自分の症状を知り、どんなタイプなのか知ることによって絶対に治るものであって、ましてや、悩む必要も自分を追い込む必要もないということを。

また、自分の体臭のことで悩んでいる人は、悩み事を自分だけの胸の内に押さえ込んでしまわないでください

勇気を出して誰かに相談することが悩みの解消の第一歩となることを、決して忘れないでください。
多汗症 自分の未来のために
ワキガ 管理人情報

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冬の間にワキガを克服するぞ!と一大決心し
つい先日、美容外科の無料カウンセリングに行ってきました。

メールで問い合わせてもラチがあかないので。
夏までに何とかしなくては。恥ずかしいとか言ってる場合じゃない!

私の不安・疑問に明確な根拠を示して説明してくれて。
目から鱗とはこのことだと感じました。

ネットで相談しても返事がすぐ来ないし、答えによって次の質問て変わるでしょ?

他のクリニックに比べて費用が安かったから、何かあるかもって不安だったけど

「説得するのではなく、
 納得してもらうのがカウンセリングの意義です!」


という姿勢にとても好感が持てました。

相談するなら絶対に直接会って説明してもらった方が早く解決します。